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KF Technology srl

Plant Communication Apparatus

Plant Communication Apparatus

この植物間コミュニケーション装置は、Gaglianoら(2013)によってチリ植物(Capsicum annuum, Solanaceae)を対象に初めて使用され、成体の同種個体とウイキョウ(フェンネル)を識別する能力が確認されました。これは、装置によって一般的なシグナル伝達が遮断された状態でも実証されました。

この実験装置は、植物間の通常の地上および地下の接触を防ぎ、化学的・光学的シグナルの交換を遮断する設計となっています。この装置を用いることで、代替的なシグナル伝達の可能性を探索したり、特定のシグナルを制御したりすることができます。

チリの種子は、中央の円筒状ボックスに密閉された成体植物の周囲に円形に配置されるのが一般的です。各ユニット内では、種子と成体植物が異なるサイズの二重の正方形ボックス内に収められ、二つのボックスの間の空気は真空ポンプ(別売)を用いて除去されます。

ユニットは、透明キャストアクリル(Moden Glas)製で、可視光の92%を透過しますが、紫外線および赤外線の波長を遮断する特性を持っています。

異なるサイズの二重の正方形ボックスを重ね、その間の空気をポンプで除去することで、隣接する実験ユニット間の干渉を完全に防ぐことが可能です。
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