KF Technology srl
組織チャンバー TCKG
神経・皮膚・筋肉のグリースギャップ法およびその他のプレパレーション用
【用途】
- 単離された臓器、皮膚、神経および筋肉のプレパレーション
- 流動するインキュベーション媒体中で数時間維持されるプレパレーション
- カスタム基板上にプレパレーションを固定するための、大型ダイヤモンド型フローセル
- 取り外し可能なアクリルパーティションを介したグリースギャップ
- 温度制御されたベースが、プレパレーション上を流れる媒体を加熱
- ダイヤモンド型フローセル内では、湿度およびガス環境の制御が可能
このチャンバーは、2 つの主要なセルで構成されています。1 つはプレパレーションを収容するための大型のダイヤモンド型セル、もう 1 つは電気記録用に神経末端を配置するための小型の楕円形セルです。
両セルは取り外し可能なアクリル製パーティションで分離されています。このパーティションの下端は、小さなアーチ状に加工することができ、グリースギャップ記録法において神経束が通過できるようになっています。通常、大型セルは不活性な自己硬化性シリコーンラバー製基板で予め充填されており、さまざまなタイプのプレパレーションを固定することが可能です。小型楕円形セルには、小型台座が備えられており、その上に鏡面仕上げの小さなガラス板を設置して、解剖用顕微鏡の補助下で神経束から神経を分離するための基板として機能します。
また、近接する1mmコネクタから配線されたフックワイヤー電極が記録および刺激機能用に配置されており、神経部位とプレパレーション部位の双方にグラウンド電極が設けられています。媒体は、まずチャンバーのベース内で螺旋状に流れるテフロンチューブを介してチャンバー内に供給されます。このベースには、温度制御用の加熱およびセンサー素子が組み込まれており、別売りの比例温度コントローラー PTC03 に接続されています。螺旋内を流れる加温された媒体は、ダイヤモンド型エリア内のプレパレーション上を流れ、反対側の端からチューブフィッティングを通じて吸引排出されます。さらに、ダイヤモンド型セルでは、高い湿度の維持および実験的無酸素状態やその他のガス組成の制御が可能な設計となっています。
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